青色控除55万円の飲食店様へ!令和9年から紙提出だと税金が13.5万円増えます

この記事の最終更新日:令和8年4月28日
確定申告、お疲れさまでした。
無事に55万円の控除を受けられた皆様に、どうしても今すぐお伝えしなければならない「新ルール」があります。
実は令和9年から、「提出方法が紙のまま」というだけで、控除額が45万円も吹き飛んでしまう可能性があるのです。
長年続けてきたやり方を変えるのは、決して簡単なことではありません。
ですが、今回の「新ルール」への対応は、お店の経営をさらに身軽にするチャンスでもあります。
現場に立つ時間を大切にしながら、賢く制度を活用するためのポイントを整理しました。
チェックが少ないほど、令和9年に「現金13.5万円」を失うリスクが高まります。
(なぜ13.5万円なのか? その計算根拠は記事の後半で詳しく解説します)
□ マイナンバーカードが手元にある
□ 署名用パスワード(英数字6〜16桁)を覚えている
□ スマホやICカードリーダーが申告に使える状態だ
□ 会計ソフト(弥生・マネーフォワード・freee等)を使って帳簿をつけている
□ レジと会計ソフトを連動させている
□ 銀行・カードの明細を会計ソフトに自動連携している
□ 令和8年分の申告から、前倒しで「電子申告」に切り替えるつもりだ
【判定】
- すべてにチェックが入った方: 素晴らしい!しっかり準備を進めましょう。
- 1つでも漏れがある方: 要注意です。10万円控除に格下げされないよう、今のうちに対策が必要です。
令和9年から「青色申告特別控除」が激変します

これまで55万円の控除を受けていた方は、令和9年分から「分かれ道」に立たされることになります。
1.紙で提出を続けると「10万円」に減額
これまで通り、紙の申告書を税務署に持参したり郵送したりする場合、控除額は一気に10万円まで下がります。
2.電子申告(e-Tax)なら「75万円」に増額
一方で、スマホやPCから電子申告を行い、一定の要件を満たせば、控除額は75万円にアップします。
| 提出方法 | 令和8年まで | 令和9年以降 | 増減 |
| 紙で提出 | 55万円 | 10万円 | 45万円ダウン↓ |
| 電子申告(e-Tax) | 65万円 | 75万円 | 10万円アップ↑ |
なぜ「55万円控除」の人が一番危ないのか?
現在55万円控除を受けている方の多くは、「複式簿記でしっかり帳簿は付けているけれど、提出は紙」というスタイルではないでしょうか。
もし今のスタイルのまま令和9年を迎えると、控除額の差はなんと45万円にもなります。
【飲食店オーナーが直面する現実】
控除が減るということは、それだけ「利益(所得)」が増えるということです。
所得税・住民税などの負担を約30%と仮定すると、単純計算で13.5万円ほど税金が増えます。
飲食店にとっての45万円利益は、売上に換算すれば約450万円です。約一か月の営業活動に匹敵する金額が、提出方法を変えないだけで、手元から消えてしまうのです。
今すぐ準備を始めるべき「2つのステップ」と、
その先にある「壁」
電子申告の設定は、確定申告の直前にやろうとすると、パスワードエラーや機器の不備でほぼ間違いなくパニックになります。
時間に余裕がある「今」がチャンスです。
①会計ソフト編:入力の自動化
申告を自動化するための土台作りですが、実はここが肝です。
Step 1:現在の申告スタイルをチェックする
手書きやエクセル管理からクラウド会計ソフト(弥生・マネーフォワード・freee等)への移行を検討しましょう。
Step 2:【重要】初期設定と勘定科目の整理
クラウド会計ソフトのメリットを最大化するには、最初の「開始残高」や「飲食店特有の勘定科目」を正しくセットすることが不可欠です。
ここを整えることで、その後の自動入力が驚くほどスムーズになります。
②電子申告編:提出のデジタル化
13.5万円の現金を守るための「鍵」を手に入れる作業です。
Step 1:マイナンバーカードの準備
カードの有効期限や、署名用パスワード(英数字6〜16桁)を確認します。
Step 2:送信デバイスを確定させる
スマホやICカードリーダーが、電子申告に対応しているかバージョンなどを事前に確認しておきましょう。
「あの時やっておけばよかった」と後悔する前に

令和9年になってから慌ててソフトを導入したり、マイナンバーカードを申請したりしても、設定や操作に慣れるまでには時間がかかります。
クラウド会計ソフトを導入しても
「どの科目に振り分ければいいのか?」
「レジとの連携がうまくいかない」
といった初期の細かな設定で止まってしまうのは、非常に勿体ないことです。
せっかくの便利な道具も、使い始めるまでのハードルで時間を取られては本末転倒です。
弊所が「13.5万円を守るガイド役」になります
弊所では、飲食店オーナー様が日々の営業を止めずに、最短距離で「75万円控除」を受けられる環境作りをサポートしています。
- 飲食店に特化した「迷わない」初期設定の構築
- 日々の入力をシンプルにする、独自の勘定科目ルール作り
「何から相談すればいいか分からない」という状態でも構いません。
「今のやり方で、本当に控除が受けられるのか?」
そんな不安を解消するために、まずは現状を整理するお手伝いをさせてください。
今の「55万円控除」を死守し、さらなる「75万円控除」へ。
「紙のまま」で45万円の控除(約13.5万円の現金)を失うか。
「プロと準備」して20万円の控除(約6万円の現金)を上積みするか。
この差は、お店にとって決して小さくありません。
大切なお金と時間を守るために、お気軽にご相談ください。
このサポートは「令和9年改正対応:紙提出からの脱却パック」という名称で取り扱っております。

