昨年分の申告で55万円控除だった方へ 年内に準備しないと来年から増税です

令和7年分の確定申告で、青色申告特別控除55万円を受けられた方にお知らせです。
【30秒診断】あなたは令和9年1月1日に間に合いますか?
次の5つのうち
1つでも「NO」があれば、令和8年中の準備をおすすめします。
□ freeeなどのクラウド会計ソフトを使っている
□ その会計ソフトで「優良電子帳簿」に設定できる
□ マイナンバーがある
□ 電子申告(e-Tax)ができる
□ 令和9年1月1日から電子帳簿で記帳を始められる
1つでも「NO」があった方は、なぜ令和8年中の準備が必要なのかを、このあと確認していきましょう。
令和9年から何が変わる?

これまで55万円の控除を受けていた方は、令和9年分から「分かれ道」に立たされることになります。
1.紙で提出を続けると「10万円」に減額
これまで通り、紙の申告書を税務署に持参したり郵送したりする場合、控除額は一気に10万円まで下がります。
2.電子申告(e-Tax)なら「75万円」に増額
一方で、スマホやPCから電子申告を行い、一定の要件を満たせば、控除額は75万円にアップします。
| 提出方法 | 令和8年まで | 令和9年以降 | 増減 |
| 紙で提出 | 55万円 | 10万円 | 45万円ダウン↓ |
| e-Tax+優良電子帳簿等(※) | 65万円 | 75万円 | 10万円アップ↑ |
(※)優良電子帳簿等とは、次の要件を満たす電子帳簿です。
- freee・マネーフォワード・弥生など、優良電子帳簿に対応する会計ソフトを利用すること
- 会計ソフトで「優良電子帳簿」の設定を有効にすること
- 令和9年1月1日から、その設定で記帳を開始すること
※このほかにも細かな要件があり難しそうに見えますが、多くの方は会計ソフトの設定を見直すことで対応できます。
令和9年1月1日はスタート日です
この日は準備を始める日ではありません。
75万円控除を受けるためには、この日から優良電子帳簿で記帳を始められる状態になっている必要があります。
そのため、会計ソフトの設定やe-Taxの準備は令和8年中に済ませておきましょう。
なぜ令和8年中の準備が必要なの?
75万円控除は
令和9年から会計ソフトを使えばいい制度ではありません。
令和9年1月1日から
優良電子帳簿として
継続して記帳していること
が必要です。
そのため
- 会計ソフト導入
- 初期設定
- 優良電子帳簿設定
- e-Tax準備
これらは
令和8年中
に終えておく必要があります。
一番危険なのはこんな方です
現在55万円控除を受けている方の多くは、「複式簿記でしっかり帳簿は付けているけれど、提出は紙」というスタイルではないでしょうか。
もし今のスタイルのまま令和9年を迎えると、控除額の差はなんと45万円にもなります。
飲食店オーナーなら約13.5万円の税金増
控除が減るということは、それだけ「利益(所得)」が増えるということです。
所得税・住民税などの負担を約30%と仮定すると、単純計算で13.5万円ほど税金が増えます。
飲食店にとっての45万円利益は、売上に換算すれば約450万円です。約一か月の営業活動に匹敵する金額が、提出方法を変えないだけで、手元から消えてしまうのです。
やることは3つだけです
①クラウド会計ソフトを導入
②優良電子帳簿を設定
③e-Taxの準備
「あの時やっておけばよかった」と後悔する前に

「確定申告が終わってから考えよう」
では遅いです。
令和9年1月1日はスタート日です。準備を始める日ではありません。
75万円控除を受けるためには、その日から正しく記帳を始められる状態にしておく必要があります。
年末になると、会計ソフトの設定やe-Taxの準備に関するご相談が集中します。余裕を持って準備できるのは、今の時期です。
「令和9年1月1日に間に合うか」無料で確認します
75万円控除は、
令和9年になってから準備する制度ではありません。
もう一度、大切なことをお伝えします。
令和9年1月1日はスタート日です。準備を始める日ではありません。
その日に慌てないためにも、令和8年中に準備を終えておきましょう。
今の会計ソフトや申告方法で
- 優良電子帳簿になるか
- e-Taxの準備は足りているか
- 令和9年1月1日に間に合うか
を、飲食店専門の税理士が、
確認します。
今の状態で75万円控除の対象になるか、一緒に確認しませんか。

